運動をすると消費カロリーが増え脂肪を燃焼する効果がある為、ダイエットの為に運動をしようと考えている人も多いのではないでしょうか?
せっかく運動をするなら1番効率の良いタイミングで行いたいですよね。
そこでプロのトレーナーがいつ運動をするのがダイエットに効果的か解説をしていきたいと思います。
運動で脂肪が燃焼される仕組みから知ろう!
まずは運動の種類について大きく2種類あります。
有酸素運動(ウォーキングや水泳)
無酸素運動(筋トレや短距離走)
今回は直接的に脂肪を燃やす①の有酸素運動に絞って解説を行っていきます。
運動を行い脂肪が燃焼されるのは、お腹や内臓周りに付いた体脂肪が身体を動かす為のエネルギー源として使われる為なのですが、実は運動を開始してすぐに体脂肪の燃焼が始まるわけでは無いんです。
初めは体内の糖質がエネルギーになる
運動を開始すると初めに、筋肉や血液に含まれる糖質(グリコーゲン)がエネルギーとして使われます。
運動時間が長くなるにつれて身体の中の糖質が不足し始めると、ようやく少しづつ体脂肪がエネルギー源として使われる様になります。
一般的に体脂肪がエネルギー源として使われるには運動を開始して10~20分後と言われています。
なので有酸素運動は30分行うと効果的であると言われることが多いんです!
(時間がない方は10分×3回の小刻みでもOK)
ダイエット目的の運動タイミングはいつでもOK
食べた食事を体脂肪にしたく無いからといって、食後に運動をされる方もいますが食事前に行うのとあまり効果は変わらないとされています。
ダイエット目的で行う場合は何よりも継続が大切なので、続けやすいタイミングで行うのが1番だという事です。
でも、どうせ運動をするなら「少しでも効果を上げたい!」という方の為にトレーナー的な目線で効率を上げるタイミング2つをご紹介します!
①寝起きすぐの空腹状態
7~8時間睡眠を行っていると食事によるエネルギー摂取が行なわれていない為、体内の糖質(グリコーゲン)が不足しています。
糖質が不足しているとエネルギー源として体脂肪を使わざる得ないので、体脂肪の燃焼割合が増えるというわけです!
但し、この方法は体脂肪を効率的に落とせますが代謝を大幅に下げてしまう可能性もあるので注意が必要です!
②筋トレ直後に行う
10回前後で重りを上げる筋トレなどは体内の糖質をメインのエネルギー源にして身体を動かします。
①と同じ理由で筋トレを行う事で体内の糖質が不足した状態になります。
その状態で有酸素運動を行う事で体脂肪を効率よく燃やす事が出来ます。
①と異なる点は、筋トレを行う事で代謝の低下を防ぐことが出来る為、こちらの方がよりおすすめです!
(運動後のエネルギー摂取は忘れずに!)
ダイエット時の運動は無理なく継続!
効率の良い運動のタイミングを紹介しましたが、1回行うだけでは体脂肪は50~100g程度しか燃えてくれません。
毎日の50~100gの積み重ねが1ヶ月で3㎏のダイエット成功に繋がります!
なので、効率も大切ですが楽しみながらコツコツ頑張って継続が大切です。
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